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SOS

2014.03.28 16:43

こんにちは

すっかり暖かくなってきました。
リエンゲージメント前の桜もぽつりぽつりと咲き始めましたよ^^

さて、今日は先日症病教育の中で利用者の皆様にお伝えしたことについて書きたいと思います。
それは、パーソンズの「病者の役割」についてです。
この概念はリエンゲージメントのプログラムアドバイザーである、三田こころの健康クリニックの生野先生が対人関係療法の『医学モデル』として採用されています。
リエンゲージメントでは、この概念をもう少し受け止めやすい形にして利用者さんにお伝えしました。

「病者の役割」とは2つの権利と2つの義務からなっています。

2つの権利とは、「通常の社会的義務の免除」と「ある種の責任の免除」です。
疾患を抱えた人達は自ら望んでその状態になったわけではないので、社会的役割を免除されます(もちろん病状により、免除の度合いは異なります)。
また、病気を自力で治すことは困難であるので、他人の援助を受ける権利があります。

2つの義務とは、「回復への努力」と「専門家へ助けを求めること」です。
社会は個人の集まりでできています。従って、病気はその人個人だけでなく、社会にとっても望ましいことではないため、個人は回復への努力をしなければなりません。
また、疾患を抱えた人達は自分を治療することはできないので、専門家(医師)への援助を求め、医師による治療に協力する義務があります。

ここで重要なのは、『治療には疾患を抱えた人自身が参加・協力しなければならない』ということです。
自分自身の事ですから、自身が主体となって治療に参加していくことは、当然の事ですよね。

また、もう一つ強調したいのは、「助けを求めること」です。

もし、何か困ったことがあったときに、一人で解決出来ればそれは幸運なことかもしれません。
しかし、1人ではどうにもならない時も多くあると思います。

1人ではどうにもならない時は、ぜひ、周りに助けを求めて下さい。

一見、簡単そうなことに見えますが、「SOS」を発することは、周りからの評価や世間体を気にしてしまい、中々できないことが多くあるのです。

しかし、自分が大変な出来事だと思っていたことも、人に相談したら、意外とあっさり片付いてしまうなんてことも経験上あるのではないでしょうか?
大きな事になる前に早めに相談しておくと、いざというときの相談のしやすさが変わってきます。

どうしても、周りとは利害関係など考えてしまい相談できないというのであれば、ぜひ医師や心理士等の「専門家」に相談してみてくださいね^^


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