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観察する自己

2018.11.01 09:20

みなさん こんにちは。
秋空になり、紅葉シーズンですね。

さて、みなさんはドキドキした時や不安になった時に、逃げたくなったことはありませんか?
例えば、大勢の人の前でスピーチをしたり、苦手な方と話さざる得ないシーンなど、そういった時に逃げたくなったことはあるでしょうか?

認知行動療法の一つである「アクセプタンス・コミットメントセラピー」では、不安になった時やドキドキした時に、その不安やドキドキをなくそうとしたり、逃げようするのではなく、「観察」「受とめ」「価値にそった行動」ができるようにすることを目指していきます。

アクセプタンス・コミットメントセラピーのこれまでの研究で、氷水に手をつける実験というものがあります。

氷水に手を入れる際に、
「痛い、あー痛い!」と考えたり、「痛くない!痛くない!あー!」といったように痛みを押したり引いたりするような思考をしてもらった人よりも、
「あ、ここが冷たいな、ここの感覚はどうかな」というように観察するような思考を行ってもらった人の方が長い時間手をつけられていた、ということが明らかになっています。

この実験を日常生活に置き換えて考えてみると、
不安やドキドキというものに対して、「あーもう無理だ!」と考えたり、「大丈夫、不安なことなんて何もない」と考えることよりも、
何が不安なのか、どのような感覚なのか観察し、見つめてあげることで受け入れやすくなっていき、価値に沿って行動しやすくなっていく、ということになります。

これが「観察する自己」というものであり、アクセプタンス・コミットメントセラピーでは「観察」ができるようにメタファーを使ってトレーニングしていきます。

本日のブログでは、「価値に沿った行動」や「受とめる(アクセプタンス)」というワードがでてきましたが、アクセプタンス・コミットメントセラピーにおいて大事なワードとなります。

アクセプタンス・コミットメントセラピーは、「観察する自己」や、以前ご紹介した「脱フュージョン」の他、「アクセプタンス」、「「今、この瞬間」との接触」、「価値の明確化」、「コミットされた行動」という6つの要素(ヘキサフレックス)から構成されており、このヘキサフレックスの向上により心理的柔軟性が高まると考えられています。

今後、「脱フュージョン」や「観察する自己」以外の要素についても、ブログでご紹介させていただこうと思っています。

リエンゲージメントでは、アクセプタンス・コミットメントセラピーなども取り入れた認知行動療法をプログラムで行っています。
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一般社団法人リエンゲージメント(就労移行支援事業)
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